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渋谷上映の初日を見てきました。
未見だったので楽しみにしていました。

hybrid
昨年3月にディファ有明で行われた「パンクラス246」を軸に
6人の選手にスポットを当てた密着ドキュメンタリーです。
壮大な煽りVでした。
制作陣がいい意味で格闘技マニアではないおかげで
一般の人が見ても楽しめる作品に仕上がっています。

どの選手のドラマも見ごたえありでした。
兼業禁止の消防士のため無償でリングに立つ選手、
己の定めた目標との闘いに焦る若い選手、
年齢とも闘いながら王座防衛に臨む選手、
ベルト保有の選手でも格闘技に専念させてやれない現実の切なさ、
好きなことを仕事にした息子を応援する父親、
リングで血を流す息子を直視できない母親。

自分の目当ては坂口道場一族の皆さんだったのですが
お噂はかねがね、という方がたくさん登場して嬉しかったです。
ISAO選手の才能を皆で愛し、叱咤しつつも慈しむ
結束の固さ、絆の強さに胸熱でした。

上映後に松永大司監督、吉田光希監督の対談があり
貴重な制作秘話を聞けました。
・撮影するうちに選手への愛着がわいて
大会当日は相手カメラマンとの対決のようだった
・大会前のデリケートな時期に取材を受け入れてくれた懐の深さ
・格闘家の皆さんの礼儀正しさ
・選手とセコンドの声しか聞こえない、リング際の意外な静けさ
・続編の話もあったのだが今のところ動きなし
・もし続編を作るなら1年くらい時間をかけてじっくり撮影したい
・(ペニー清水選手について聞かれて)「彼一人で映画一本撮れるくらい面白い選手です」

撮影後も続いていくそれぞれのドラマを見届けに
試合会場へ足を運びたくなりました。

オーディトリウム渋谷にて
3月末まで、金曜限定上映です。

1月31日(金)21:00
2月14日(金)21:00
2月21日(金)14:00
2月28日(金)21:00
3月07日(金)21:00
3月14日(金)21:00
3月21日(金・祝)時間未定
3月28日(金)21:00

さぬき映画祭2014での上映も予定されています。
イオンシネマ高松東にて。

2月15日(土)18:30

あと1、2度(もっと?)見にいきそうな勢い。
一人でも多くの方に見ていただきたい。
その他の地方でも上映されることを願います。